2014年1月16日木曜日
「蝋梅」幾何学的に咲く
どうでしょうか?今年も無事に花開いています。
不思議な枝ぶりです。
蝋梅の立つ
須恵器のぐい呑は
スターネットの馬場さんから
エゾ鹿の頭部の剥製のお礼に頂いた品物で
お酒を嗜まない不調法なわたしは
少しの罪悪感をいだきつつも長年こうして
ちょこっと野草などを差して使わせてもらっていたのです。
エゾ鹿の剥製は
渋谷時代の馬場さんのオフィスに伺った時に
かかっていた鹿の小さな角が目につき
(その趣向は都会には珍しく)
実家にむやみにある巨大な鹿の頭部の剥製が
不憫でならなかったので
つい「家から送ってもいいですか?
飾ってもらえますか?」と尋ね
OKをいただき
父のものすごい労力により(ちょっとした家具並みに)木箱状に梱包して
東京に無事着いたらしいのですが
そのワイルドな大きさのあまり(?)
結局そのオフィスでは生かされることなく
まもなく馬場さんの拠点が
益子へ引越となり、
その際に縁ある方に引き取られたというエピソードつきで
結局双方にご迷惑おかけした感じに(汗)
なので余計にこの器を見ると
そんなエピソードも一緒についてくるのですが、、、
昨年、いつもお元気そうだった馬場さんが
彼岸へ渡られたと知り
とても驚いたのでした。
創造的に好きなことを
次々に実現していく力のある
すばらしい素敵な方でした。