発掘コーナー「dip in the pool/post cardの巻」にて少し触れたので
補足しちゃいます。
赤い口紅の映画祭のもようです。
監督とわたしの微妙な表情は
パブリック写真撮影の疲れが
身内撮影の写真に露骨に表れているの図です。
手塚監督はトレードマークの白金のヘアーに白いスーツで
わたしは、林和子さんデザインによる京都の呉服屋さん制作の着物生地ドレスです。
こちらで作っていた林さんのドレスはどれも楽しく素敵で
何度かライブなどでも使わせていただいています。
足元はこっぽり(ぽっくり)。
着物をお借りするため京都に行った際に、
履物屋さんで購入しました。京都式商いの洗礼受けるの巻でした。
さて、映画祭での
メディア一斉の撮影会の時は
カメラマンから「彼女疲れてるね~、もっと元気よくお願い」と
苦情が出るほどにグッタリだったよう。
というのも
下の写真でお分かりの通り
一緒にイタリアに行くチャンスもそうそうないさと
子連れで行ったというのが主な要因。
大人は意識で時差を克服するが
子供はまったく日本時間のままで
日中は睡眠タイムで石のように重たい身体に。
親が疲れていても子は昼間活動していないので
夜中に超元気で遊びまくるという日々であったからです。
外出時は、わたしとアシスタント=秘書が交互に石を抱きました。
大変でした。
なんでこの過酷な旅にさらに負荷かけたんだろう・・・と
いまなら思う。
ところで
赤いスーツの方は、デザイナー荒川眞一郎さんの衣裳です。
荒川さんにもたびたびショウなどでお世話になりました。
ありがとうございました。
なかでもわたしが最初に参加した駒場東大、
今はなき旧学生寮でのショウは
最高に楽しかったです。
その時のことは、いずれまたどこかで・・・