北海道に行ってきました。
空港から連絡バスに乗り、最寄りの駅へ。
もともと際どい列車への乗り継ぎ時間だったのだがー
「バスの出発も遅くなったし、間に合わないかも、、、」と
ヒタヒヤするのが嫌だから諦めたり
ヒタヒヤするのが嫌だから諦めたり
「いや、逃すと次の列車まで3時間待ちだ、、、」
などと
頭の中でプランが行ったり来たり。
駅そばのバスターミナルに到着した時には11分前くらい。
「間に合うと言えば間に合う。
しかし荷物も降ろすし、走るのも嫌だ。小銭もないし、いいや、最後に降りよう、、、」
「ゆっくり行こう。母親のおすすめのヘッドスパに行って
お茶飲んで、、、」
ふと窓の外を見ると
駅の向こうに
大きな虹がかかっている
おお
ダライ・ラマな吉兆、、、
幸せな気持ちで満員の乗客の列の
最後に降り
ゆっくり荷物を受け取る。
時間を見ると
まだ4,5分ある、、、
「え~?!間に合わないこともないのか?微妙な残り時間だ!」
「わたしってこんなに優柔不断だったっけ?」
「とにかく駅まで行ってみるかダメ元で」と、
荷物をひきずりながら
信号を渡る。
切符売り場ではなく
まっすぐに
改札に行ってみる。
ああ、なんてことだ
よりによって
乗り場(ホーム)は階段を上った向こう側。
「無理だよね」と思いつつ
駅員さんと話す。
「まだ、大丈夫。間に合います。」と
太鼓判押され、(ている最中に列車が滑り込む。)
「わあ、階段をこの荷物と走るの?」と思いながらも
駅員さんから、車掌さんに渡すべく連絡書をもらい
階段へ向かうことに。
自分の意志ゼロで半笑い、まあまあの早足で古めかしい木の階段を上り
線路の上の橋を渡り階段を下りかけると
線路の上の橋を渡り階段を下りかけると
なんと階段下から年配の駅員さんが走って上ってきて、荷物を持ってくれる。
というわけで
わたしは
JR北の皆さんのおかげで
まさに
列車に飛び乗ることができたのです。
その連絡書には
次の言葉がー
「本書所持のお客様は、乗車券類を購入するいとまがなく、当列車に乗車しましたので、お取り計らいよろしく、お願いいたします。 駅長」
いつから変わっていないのか
なんだか素敵な日本語の光景だ~
つづく・・・