2012年9月11日火曜日

スタイリスト原由美子さんの仕事

ブックマン社
しっかりした本を手にしました。
しっかりした内容に見合っています。
真面目なお人柄が出ています。

何より
私には興味深い話題が詰まっています。
読み応えあるので
秋の時間にゆっくり読み進めます。

引き込まれる大物との対談。
登場する人物も伝説の人々。
三島由紀夫や澁澤龍彦が執筆する雑誌で仕事を
始められたのだ、、、と
驚きです。
原さんは人当たりも穏やかで気遣いの方。
私のようにおもしろおかしく筆からでまかせしないで
文章もきちんと書かれます。
信頼に足る人物です。(当たり前か?)

人の推薦になっているけど・・・

かつ、けっこう短気なところやなぜか自虐的なコメントもあり
写真や原稿から人物像を妄想している方は
実際のチャーミングさにまいってしまうだろうと思います。

私はとっくに
お会いしていていいはずの方なのに
結局入れ違いで(私が「anan」編集部に通う頃はいらっしゃらなかった)
2000年を越えてから
一緒に現場に入るようになった方なのです

ひとまわり(か、ふたまわりか?)して
同じ場所に戻って来た感じです。

近いうちにぜひ
よそゆきではない「きもの」の撮影を一緒にできたら
嬉しいな~と思っています。
と、お話しもしています。

これは私にとっては珍しい
「実現したい」仕事なのです。

楽しみにしていましょう。