その下のやっぱり黄色の落ち葉のなかから存在感ある大きな葉を拾いました。
少し湿り気のあるその葉っぱを触っているうちに
触感から何かを思い出しそうになったのですが
なかなか
分からず
この縦縞の細い繊維の感じ・・・
なんだっけ~?
知ってるんだけど
くらげ?
いや
きくらげ?
違う、違う
と
しばらく
思い巡らしているうちに
ついに
思い出しました!
黄色い きのこ
です。
色まで似ていた・・・
小さい頃にお味噌汁の具として
よく食べていた
黄色いきのこでした。
たぶん
多くの皆さんはご存知ないと思いますが
「タモギタケ」という
きのこです。
一見、食べていいの?という感じがしますけれども
おいしいのです。
きのこの風味が好きでよかった〜
仕事場が主に山(笑)の父親が
よく採取してきていました。
きのこ採取と言えば(山菜とかもそうかな?)
この間知ったのですが
その生育場所は発見した人の秘密であることが
多いらしく
珍しい場合は特にそうで
「どこで採れるの?」と聞くと
「あ〜、〇〇〇の裏の山にあるよ」などと
広範囲では教えてくれるものの
絶対にピンポイントでは教えてくれないらしいのです。
なんの興味もない者(わたし)にとっては
どうなの?その了見?と
聞いた時にはそう思いました。
それだけ探すのが困難で、
かつ根こそぎ失われる(乱獲)可能性もあるものだからですかね。
宝の場所は簡単に教えるものではないのですね。
そして
父が知っているいくつかの山の秘密は
後継者が空白のまま
隠されています・・・
*「dip in the pool 新作着々と進行してますよ」
の意味も込めて譜面なんかのファイルにはさんだ葉っぱで〜す。
完璧な桜の葉と大イチョウ |