見ました。
月明かりの路地をややもっさりと(本人的にはきっとさっそうと)
かける姿を二階の窓から。
でも
最初はやはり犬の散歩か?と
ぼんやり思って見ていたのです。
でもひとりで歩いてくるのです。
猫?
いえ
猫にしては動きに優雅さが見られず
子供も家の近所で目撃したことがあるというので
きっとそうなのでしょう。
野生の動物って
やはり度肝を抜かれますね。
北海道に行ってきて
まだまだ真冬感のある山間を走る
車窓から鹿の家族が目に入りました。
夢が通り過ぎたようです。
見事な角を持つ牡鹿のプロファイル
背後に雌が2、3頭
やや離れて 小さい鹿が1頭
えっ?
と二度見です。
むこうも見ています。
あまりにふつうに
自分の日常とは別の日常がガラス一枚隔てた外にあって。
あの瞬間は時間の流れもまったく違う生き物同士の交点でした。
舞い上がって一句詠みましたよ。
といいますか
北海道での移動はおそろしく
時間がかかるので
毎日俳句詠むということにしていました。
下手な
季語もあやしく・・・
春だというのに
とても
ビハインドな風景で
失礼しました。
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強引に「ナルニア的だな〜」と思ってみる |