2009年11月20日金曜日

買い物客から賞賛あびる

 前回の日暮里の生地屋さんでのこと。選んだ生地をレジに持っていき、欲しい長さ分をカットしてもらっていると、居合わせた一人の年配の女性のお客さんから「いいわ~。なんとも言えない上品な色ね~。」と目を細め、ほめられました。微妙な色だったのでそのよさを思いがけず共有できあたたかい気持ちになりました。

 実は、店内でその場のお客さんにほめられた事が過去にも一度あります。場所はアメリカ、ニューヨークの上のウッドストック。日本で言えば軽井沢、那須のようなところでしょうか。ろうそく+ろうそく立てのお店にて、私の選んだアイスブルー系の色のガラスのろうそく立てとろうそくの組み合わせがお店にいた観光客の人達の喝采を浴びたことがありました。美しい色合いのろうそく立てに同系の色の細長い非日常的なろうそくの組み合わせでした。お店の人も周りの人もブラボー!レベルの褒めようで、自分が作ったのでもないのに、嬉しく興奮気味にお店を出たことをおぼえています。
 が、ホテルに帰り早速サイドボードに左右対称に飾り、満足気に火を灯していたところ間もなく異変が、、、。買った二本のうち一本のガラスのろうそく立てが音をたてすぐに割れてしまいました。ろうそく立てなのに~。
美しさと実用性が両立していないのをまざまざと見せられ、自分の選択眼のなさが露呈したのでした。
 残った一本のガラスのろうそく立てですが、今もポツンとろうそくをたてられることもなく立っています。今度またお似合いのろうそくを見つけましょう。