2014年10月4日土曜日

「開拓」

親切な白いスーツの車掌さんと別れ
無事、実家に帰宅しまして
ベランダから外をのぞくとなんと巨大な二重の虹が出ていました。
ここまでは完璧なる幸せ。

そして視線を下にずらすと
荒廃した庭がありまして

実のところ
庭という名の野原(原野?)がありまして

そこには幾冬もの雪の重みに耐えた
ひときわ
根性のある草木のツタや根、茎などが
カオス状態に横たわっていました。

幾日か経ってから
気を取り直して
それを少しでも整理すべく
切ったり、どけたりなど
していましたら
ふと、こう思いました。

開拓の始祖達はこのような勢いで
いや
もっと必死であったでしょうが
原野を熊襲撃などの危険と隣り合わせで
切り開いて行ったのだな。

と、
少なくとも想像できました。

ありがたい機会。(ポジティブ)

プチ開拓の甲斐あって
庭内に不気味な場所が少なくなり
手を入れた感(人の気配)が見えるようになりました。

そうなると愛着がわいてきます。

そして
次回の開拓が楽しみになるのですね。





「いちい」の樹に寄生やまぶどう