2014年12月11日木曜日

’in beautiful moment’ at 原宿 VACANT


photo Ryo Mitamura





素敵なタイトルのイベントに出演してきましたよ。

’FOR flowers of romance’デザイナー岡野隆司さんのプロデュースする
flower noiseというイベントの第三弾です。
毎回、岡野さんが異色コラボをプロデュースします。
今回の私のパートナーは’斎藤浩太’くんというギタリスト(アーティスト)でした。

実はそれを聞かされる前に
別件で、ある方にメールした際に
「こうたくん 久しぶり!」と相手を取り違えた返信がわたしにきていたのです。
こんなことは、はじめて。
岡野さんから直後に今度のお相手は’こうた’と聞き
非常に驚きました。

えっ?
同じ人?いえ、それは違ってました。そちらは高校生の’こうたくん’でした。

私、名前をひらがなで書くことが多いので,先方が読み間違えただけなんですが
会う前の先触れのようで不思議でした。

浩太くんとは当日が二回目の出会いでしたが
岡野さんも交えた制作過程のメールでのやり取りで

「甲田さんはbeautifulにポイントを置いていて、自分はmomentに
ポイントを置いているようだ」と指摘されました。

そう言われれば、beautifulな言葉を探していた私でした。

別のメッセージには
「美しいものにこだわらなくていいように思います。
今回の行為自体が’in beautihful moment'にマッチすると思う」
という主旨の発言があり
岡野氏がその理解度にいたく感動していました。

「詩的なことを発言するな~」と思った私。

私が自力では出会いにくいタイプのカッコイイ男の人でした。
プレイヤーというだけではなく、歌うことができる人で
一聴した感じでは世界が完結しているのでわたしの朗読いるかな?
と思いました。

が、合わせてみるとなかなか面白い体験で(朗読+or×?音)
また、どこかでこの組み合わせあるといいな~と思いましたよ。

出演者は三チーム三様の個性で
気遣いのプロデューサー渾身の素敵な
やわらかな夜になったのではないでしょうか。

当日の演目

最初はタルコフスキーの映画「ストーカー」の中のチュッチェフという詩人の言葉 
浩太くんセレクトで二人でつないで朗読

2番目にdip in the pool 新譜先取りで
a king unseen  from  'HIGHWIRE WALKER'

続いて
NOSTALGIA  from ’7'

妖精小人の仕立て屋
もしくは
天使 春のコートを仕立てる 
やや長文(うすく面白いふう、、、)こうだ作

Horse with No Rider 'GOLDEN'
浩太くん作品より、これも二人で重ねて朗読

Butter from 'Jupiter'

Miracle Play/天使が降る夜  from '10 palettes'

最後アンコールには
読み手3名による
それぞれの
フラワーズ・オブ・ロマンス/flowers of romance  'PIL'




*写真は 三田村 亮 さん





斎藤 浩太 くん